2020年 8月20日 危険な暑さの続く日本列島。
猛暑が続きますが、屋内は別世界。もちろん空調を稼働させています。
鉄筋コンクリート造の外断熱(RC外断熱)の特徴として、空調の冷気で、室温を下げるとともに、壁、天井、床が蓄冷され、
その輻射効果も合わせて室温をキープしていますので、体に優しい自然な涼しさが生み出されます。
空調機の設定状況。
B1Fと5Fの空調を25℃設定で運転。B1Fに溜まった冷気を2Fと4Fに循環機で送風。同時に、5Fの冷気が、下降してきます。
B1Fの空調は、ほとんど休止状態。
5Fは、一定間隔で運転と休止を繰り返しています。
4Fは、26.6℃あたりで安定。
2Fは、27℃あたりで安定。
5Fは、13:00頃に26.3℃をピークに、25℃に戻っていきます。この温度変化は、南面の3M四方の大開口部とトップライトの影響によるものです。
グラフの細かな揺らぎは、センサーのノイズで、室温が細かく変化しているわけではありません。
5Fガラス張りのアトリウムは最高気温42℃ 通風窓で排熱していますが、結構な高温になります。洗濯ものは、すぐ乾きます。
冬はここで生まれた暖気をB1Fに送り建物全体を暖めます。